分譲住宅を内覧する際に絶対チェックしたいポイントは?
これから分譲住宅を購入したいと考えている人に、今回の記事はおすすめです。分譲住宅の内覧に出かける前に、自分でできる準備をしてから当日を迎えましょう。また、内覧当日も物件で生活するイメージを持ちながら見学することが大切です。そして、契約を急がないようにしましょう。
分譲住宅に行く前にしておく準備
自分でもできることがたくさんあります。準備をきちんと行うと当日になって慌てません。
チラシなどで情報を集める
自分が住んでみたい住宅の情報をチラシなどから手に入れておきます。この際、チラシの隅々まで目を通すようにします。あまりにも条件がよい場合や相場よりも極端に安い場合は、その理由を確認してください。
エリアを絞る
通勤や通学で駅を使用する人は駅に近い物件がよいでしょう。また、子どもの通学のために学校に近い物件がよい人もあるでしょう。あらかじめエリアを絞っておくと物件を見つけやすくなります。
物件を見学するための予約を入れる
電話または予約フォームなどから予約を入れます。電話で予約すると対応者と直接会話できるので、自分の悩みや不安をその場で解消できます。予約フォームはいつでも取り組めるのがメリットです。予約したほうが丁寧に時間をかけて見学できるのでおすすめです。
物件を見学するときのポイントをまとめる
水回り設備や収納スペースなどの確認したい場所を決めておきましょう。また、疑問点を解消するために質問する内容をまとめます。
物件を見学するときの荷物を準備する
カメラ、メジャー、現在所有している家具や家財の寸法をメモしたものなどを用意します。また、住宅カタログで間取りなどを事前に確認できるようになっています。
分譲住宅の内覧をするときに欠かせないチェックポイント
実際に生活するイメージを持って内覧しましょう。住み心地が悪いとストレスが蓄積されます。
生活動線は効率的か
郊外では土地が広いので、キッチン、トイレ、浴室などの生活動線に無駄がない場合がほとんどです。都心部では土地が狭い場合があるので、生活動線が犠牲になっていることも考えられます。
日当たりはよいか
南向きの物件は、1日中日当たりが良好です。自分のライフルタイルに合わせて日当たりがよい時間帯を確認してください。たとえば、夜勤などで午前中は休んでいることが多い人は西向きの物件がよいでしょう。
温度と湿度は適切か
断熱性能に優れている物件は、内覧のときにエアコンを稼働させていない場合があります。優れた断熱性能を求めている人は、このような物件を選択しましょう。
収納スペースは広いか
自分が使いやすい収納スペースになっているか確認します。ハンガーラックが備え付けられていると洋服を収納したい人は便利でしょう。
外構は適切に施工されているか
庭やカーポートは物件価格に含まれていない場合があるので注意が必要です。また、隣の住宅との境界が曖昧ではなく明確になっているか確認します。
点検口はあるか
住宅は何年も住み続けていると点検しなければいけません。床や天井に点検口がない住宅は、トラブルが発生しても適切に対応してくれない可能性があります。
周辺環境に問題はないか
騒音や臭いなどの問題は自分で解決できません。また、治安が悪い場所は避けましょう。
分譲住宅内覧当日に気を付けるポイント
ポイントを3つ紹介します。自分だけで内覧すると考え方が偏っている場合があるので注意します。
家族で内覧する
見学の人数に決まりはありませんが、その物件で生活する家族と見学しましょう。小さい子どもも見学するようにします。家族から忌憚のない意見がもらえるチャンスです。
有能な営業担当者を選択する
誠実に対応してくれる営業担当者であれば安心です。長い付き合いになるので、安心して任せられる人を選択しましょう。
標準仕様を確認する
ハウジングセンターで顕著ですが、標準仕様ではなくオプション仕様で豪華に見せようとしている場合があります。予算オーバーになりかねないので気を付けましょう。
分譲住宅の内覧が終わったらすること
内覧して終了ではありません。家族に協力してもらい話を進めていきます。
よい点と悪い点をまとめる
見学した後に家族で打ち合わせを行います。できる限り記憶が鮮明なうちによい点と悪い点をまとめましょう。
複数回物件をチェックする
内覧は日中に行われる場合が多いので、気に入った物件であれば夜間も確認しましょう。周辺環境が大きく変化する場合があるからです。
申し込みの意思を伝える
気に入った物件であれば申し込みの意思を伝えないと契約できません。見学してから1~2週間後に伝えるのが適切です。
まとめ
人気のある物件は、すぐに申し込みの意思を伝えなくてはいけない場合があります。しかし、内覧中に申し込みの意思を伝えるのは早過ぎるので、必ず持ち帰るようにしましょう。物件で生活を送る家族の意見も尊重して結論を出すようにします。そして、内覧した後に新たな疑問点が出てくることもあるでしょう。そのようなときは、再び営業担当者に連絡を入れて疑問点を解消してください。疑問点を自分で解消しようと思わずに、必ず確認するようにしましょう。